YUKI LIFE

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日記

子育てに正解なんてない

投稿日:2015-11-28 更新日:

子育て

こんにちはYUKIです

今日は二人の娘の母親である私が

子育てについて思うこと、やってきたことについてのお話です。

まず「子育て」というカテゴリーで分けること自体、

ナンセンスです。

 

自分の子供を育てることに
マニュアルに沿って正しく育てようなんて
子供が生まれたその瞬間、誰も思っていないはず。

 

世の中に情報が蔓延していて
正しい子育てとは?なんていう書籍やサイトが沢山ある。

我が子を見ないで
そんな情報を必死で見る人が多いと思う。

 

自分の娘がまだ幼稚園児だった頃、
周りの母親を見て本当に必要のない情報交換をしていると思った。

 

自分が他の親たちと同じ方向性で行動していることに
安心したい、そこで正解だと思いたい
そんな風に感じたから
ママ友のグループと関わらなかった。

どうしてか?
だって誰も楽しそうな顔をしていないじゃない。

その群れから外れないように必死で
「リーダー的な人が右と言ったら、みんな右を向く」

情報交換という建前の中で
自分の家庭と、他人の家庭を比べて一喜一憂している。

自分の子供と他の子供を比べて
何を学ぶんだろう?

 

参観日に我が子そっちのけで、ママ友とおしゃべりしている。

その子供は、お母さんが来てくれてる!と
テンションも上がって、何度も振り返っているのに。

 

私は、幼稚園や学校という集団の中で
娘たちがどんな風に行動しているのか
どんな風に他の子供たちと関わっているのか

家にいる彼女たちとは違う
小さな子供社会の中で過ごす彼女たちの様子を見るのが
楽しみだった。

 

生まれてからまだ数年しか経っていない娘が
私という母親と過ごして
どんな人格を作り始めているんだろう?

我が子でありながら一人の人として
ある意味、客観的に眺めていた。

 

自分と両親の関わりについて思い返してみると、

両親は、子供に対して優等生であることを望んでいたように思う。

ちゃんと勉強をする
学校帰りに寄り道はしない
規則正しい生活
風邪で学校を休むのは自己管理ができていないから
だらしない服装はしない
人の悪口を言わない
挨拶、ありがとう、ごめんなさいを言える

私の兄はこれをすべてクリアしていた。
だから私にとって、この家庭で過ごすハードルは高かった(笑)。

好奇心旺盛で自由奔放な私は
いつも母親の心配の種だったらしい。

別に悪いことをするわけではないけれど
母親の想定内から外れた思考でどんどん行動する。

 

子供は驚くほど母親の表情を見ている。
子供だった私は、自分を見る母の険しい表情から

「お兄ちゃんは好かれているけれど
自分は嫌われている」

と勝手に決めつけていた。

だから母親がにっこり笑顔で私を見てくれるには
どうしたらいいか、なんて真剣に考えていた。
ものすごく勉強をして、いつもテストで100点をとる
親戚の集まりや大人たちの前では、お行儀よく背筋を伸ばして正座する。

他にも沢山項目を作って、どんどんクリアしていった。

それは辛いと思うより
達成感があって楽しんで行動していたと思う。

その分、学校ではクラスでも本当によく喋ったし、
末っ子の私は年下の後輩が可愛くて、
卓球部のキャプテンだった頃は親に教えられたことを
熱心に伝授していた。

高校の時、学級委員に選ばれて
学校祭や行事では企画から進行まで
一人で構想を考えて、みんなと作り上げたり。

家とは別人だった。

 

大人になって自分が母親になった頃、
私が家庭の外で、何を思い、どんな風に過ごしてきたか
初めて母親に話してびっくりされた。

それほど親子の会話がなかったということだ。

 

自分が母親になった時、
両親から学んだ大切なことは伝えようと思う反面、
優等生じゃなくていい
私の前で、娘が自分をさらけ出せるようにしょうと思った。

 

いいことも悪いことも何でも話せる、
どうしたらいいかわからない時、
頑張って出来るようになれた時、

喜びも悲しみも一緒に共有しようね

親としてこうあるべき
そんな発想は全くなかった。

ものすごく厳しい親と子供をみると
大人の前ではいい子を演じている。

そうしないと叱られるから。
そのストレスが積み重なると、
大人の見ていないところで友達をいじめたり
虐げられる抑圧の反動で
自分より弱いものの前で優位な立場になろうとする。

自分をいい子に見せるために嘘をつく。
嘘って一つ口に出した瞬間から
つじつまを合わせるためにたくさんの嘘を言う羽目になる。

大人で本当によく嘘をつく人を見て

子供の頃、母親の愛情を欲しているのに満たされなかった、

母親といるのに精神的に不安な状態だったパターンが多い。

 

そんな人を見て
この人はいつ、誰に本当の自分を見せるんだろう、
自分でも自分がわからなくなってるんじゃないかと心配になる。

 

自分は立派な人間でもなく、

長所も短所もあるけれど

大きくなった娘たちをみると

自分の鏡だと思う。

自分が何を思って生きてきたか

どんな風に生きてきたか

それを一番近くで見て育った娘たちを見て

教えたわけでもない部分まで自分にそっくりなのだから。

 

子育ての本を読むより

自分の生き様を見せるほうがよっぽどいい。

そこで子供はたくさんのことを学ぶから。

 

「女一人で二人の子供を育てて大変だね」
とよく言われるけど
大変とか苦労とか思うわけがないよ。
だってみんな母性本能というものがちゃんとあるんだから。

自分のお腹から生まれてきた生命は
一生愛おしいと思えるから。

今日はこの辺で

 

 

 

 

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